★★★ちょっとした疑問(パワーストーン中級者の方へ)★★★

パワーストーンとつきあっていくと、ちょっとした疑問にぶつかることがあります。パワーストーンとのつきあいは、友人と同じ。あなたの感覚で気軽につきあうのが一番ですが、ヒントがあれば、また親しみや理解も深まるものです。このページでは、「パワーストーンQ&A」をバージョンアップして、少しパワーストーンに慣れてきた人の抱きやすい疑問にお答えしました。メールや掲示板でよくいただく質問を中心に、構成しています。

星座とパワーストーンの関連は?
浄化したいのですが、部屋に太陽があたりません?
大きい石の方がパワーは強い?
もらった石、気に入らない石の処理方法は?
悪い気の入った石との見分けかたは?
パワーストーンはなぜパワーがあるのですか?
パワーストーンでギャンブルに強くなりますか?
パワーストーンで健康になれますか?
以前購入して効果がなかった石、どうすればいい?
パワーストーンについてもっと理解を深めたい。おすすめの本は?
石と石のケンカって?占い師やヒーラーによってすすめられる石が違いますが?
お守り用のパワーストーンは、身体に直接つけてないと守ってくれないのでしょうか?


Q 誕生石や星座で、パワーストーンを選んでいいのでしょうか?

A 大きく分けて、パワーストーンの活用法は、西洋、東洋、ニューエイジの3つの流れに分けられます。西洋の用いかたの代表例が「誕生石」。旧約聖書の「出エジプト記」や「ヨハネ黙示録」に登場する12宝石。または西洋占星術の十二星座にあてはめられた宝石とあわせて、1912年にアメリカの宝石業界で規定されたものが現在知られている「誕生石」です。
また、現在パワーストーンを効果的に用いるという考え方では、多くはアメリカから入ってきたニューエイジの思想に影響されています。
東洋、とくに日本では、古代から石は神体としても扱われており、まが玉や装身具、儀式など、主にお守りや呪術の道具として用いられています。
私たちがパワーストーンを活用するとき、「水晶のまが玉」から想像されるイメージはおおむね東洋的なものであり、「ルビーの指輪」から想像されるイメージは西洋的なものであり、「ヒーリングストーン」といえば、ニューエイジの発想に影響されていると思っていいわけですね。

石の活用は、個々人の感性ですから、どの用いかたがダメで、どの用いかたが正しいとはいえません。ただ、誕生石に縛られて、それ以外の石は身につけない、というのはもったいないことですね。 「なんとなく、これを見ているとパワーがわく」「フィーリングがあう」と思えば、あなたの守護石として、つきあってみてはどうでしょう?


Q 持っている石を浄化して活用したいのですが、日当たりの悪い部屋に住んでいて、風通しもよくありません。また、部屋の暗い部分や、鬼門などに置くといいとありますが、通常の浄化でいいのでしょうか?

A 浄化は、太陽や月の光に当てた方がベストですが、窓際などの明るい場所の、自然光にさらして、空気を入れ替えただけでだいじょうぶです。それほど神経質にならなくても、パワーストーンはもともとエネルギーの強い物質ですので、愛情をもって接している限り、元気でパワーを発揮してくれます。鬼門などに置く、お守り用のパワーストーンは、大きさにもよりますが、一ヶ月に一度くらいは水洗いし、窓際などに置いて、浄化をしてください。私はハーブの中に埋め込む浄化をよく行いますが、石が香りとともに、その周辺にいい空気を作ってくれます。魔除けに置きたい時は、その場所の壁に石を置くコーナーをつくってください。


Q 大きい石の方が、パワーは強いのでしょうか?あまり小さい石では、効果がないのですか?

A パワーストーンの効果は、やはり大きさや質に比例しています。個々人の部屋に置くものなら、小さいものでも十分ですが、事業や商売には、ある程度の大きさがある良質の石を置いた方がいいでしょう。ネックレスやブレス、リングなどの石は、パワーという面では、それほど強いとはいえません。
また、
身につける石はストレスを吸いやすく、メンテナンスが不足になる場合が多いので、水晶のクラスターの上に置いたり、パワーチャージしたりして、常に浄化した方がいいでしょう。よく「買ったばかりの時は効いたように思ったけど、ぜんぜん効かなくなった」という話がありますが、これはメンテナンス不足の代表例です。少し大き目の水晶系の石があれば、そばに置くだけでアクセサリーを浄化してくれますので、基準となる水晶を持っているといいですね。


Q 水晶のお守りをもらったのですが、自分ではどうしても気にいらないので、身につけたことも、部屋に飾ったこともありません。また、捨てたい時はどう処理したらいいのでしょう?

A 気に入らなかったり、もう使わなくなったジュエリーや、パワーストーンって、なんか気になるものですね。小さいものでしたら、部屋の観葉植物の鉢の根本に置いてくださ い。埋めずに、目に見えない部分に置いておきます。観葉植物が部屋になければ、イミテーションを買って、その根本に置きます。植物の風水パワーとともに、部屋を浄化する手助けとなってくれます。割れたりしたパワーストーンも、この方法で。大きなものでしたら、浄化をしたあとに、人に譲ってあげるのが一番です。捨てたい時は、土の中に埋めてください。


Q パワーストーンに悪い気が入っているかどうか、見分け方を教えてください。

A 悪い気が入ったものかどうかの見分け方ですが、パワーストーンに集中する練習をしてみて、マイナスイメージ(妄想)が浮かんでくることが多いと、そのパワーストーンは悪い気におかされている可能性があります。また、急に悪いことだけ起こるようになったりします。そういう場合は、浄化をまめに行っているうちに、きれいになっていきます。ただ、中古品や鉱物ショップなどでは、浄化不能の邪気の塊のような石があり、よくオークションなどで安く販売されていることがあります。これらの「わけあり品」の石が増えてくると、運気に大変悪い影響を及ぼしますので、中古品やオークションでの購入は、「ヒーリングやお守り」として使う場合はやめた方がいいでしょう。


Q ただの石なのに、どうしてそんなにパワーがあるのですか。

A 水晶に関していうならば、水晶は時計に利用されてきたように、常に規則正しい震動を打ち続けるという特性があります。こうしたバイブレーションは、他の自然の物体には、なかなか見られない貴重なものです。その規則正しい震動が、体調や精神を安定させる作用をもたらすと思われますが、ストレートに人体に感じられるものではありませんし、科学的に証明されているわけでもありません。ただの石だと思って接すれば、パワーストーンはただの石ですが、パワーがあると思って接していくと、思いがけないところで、作用が現れるものです。本を読む時、「ただの活字」と思って読めば、何の意味もありませんが、「重要な情報だ」と思って読めば、意味が出てきて、読む人の知性や精神に影響を及ぼすのと同じです。
そして、パワーストーンの多くは純粋な「結晶(クリスタル)」でできています。地球で生まれた生命のひとつであり、植物や動物、人間と同じ「パワー」を秘めていることは容易に理解できるでしょう。


Q ギャンブルに強くなるパワーストーンって何ですか?

A パワーストーンは自分の精神や身体をパワーアップさせる、優れたアイテムです。第六感を磨いたり、決断力をつけたり、という目的に使うならアメシストが最適ですが、ギ ャンブル、株の売買、投資など、物欲を満足させる目的だけに使用していると、清浄なパワーストーンのエネルギーが汚濁してきます。利用しようという考えだけで使わず、パワ ーストーンを地球の仲間、あなたの人生の友としてください。


Q 体調が悪くて、いろんな方法を試しています。パワーストーンで健康になれるのでしょうか?

A パワーストーンだけでは健康になれませんが、ある程度効果があるのは確かです。しかし、体質的に病気を持っている人や、病気が進行しすぎた人、生活がめちゃくちゃな人 は、パワーストーンだけに頼っても、効果はむずかしいかもしれません。逆に、環境が変わったり、ある年齢を境に体調が悪くなったり、運勢的な変化による体調の不良に悩んでいる お客様に、私はよくパワーストーンをおすすめしています。人によっては劇的な効果が出る人もいます。以前、腎臓結石で悩んでいるお客様に、パワーストーンをおすすめした結果、すぐに石が排出して治ったという例がありました。しかし、一般には効果はゆるやかに現れます。とくに体質の改善には、自分に合ったパワーストーンを身につけること、クリスタルヒーリングの技法を用いること、がコツになります。


Q あるサイト、通販で、絶対に効果があるといわれて石を購入したのですが、何ヶ月たっても効果なし。今ではあきらめていますが、こういう石は、パワーストーンとして効力はないのでしょうか?

A この種類のメールはあまりにたくさんいただくので、私も胸を痛めています。「あきらめていた恋が復活!!」「石を身につけたとたんに現れたステキな彼・・」と、心おどる宣伝文句につられて購入したものの、何の効果もなく、すっかりパワーストーンに不信を抱いてしまった人が多いのは、石愛好家としては、とても悲しいことです。石にはそのときどきによって、感性や肉体との相性があります。そのときにあなたに合わない石を身につけたら、効果どころか逆効果になる場合があるのです。通販では、万人に同じ種類の石をすすめていますが、万人が同じように幸福になれるスゴイパワーストーンが世の中に存在すれば、世界は争いなどない天国になっているでしょう。中には、人工で着色したものや、あきらかなニセ物の場合がありますが、本物ならば、今のあなたと相性があわないか、その石が悪い気におかされてあなたの手元にきたのでしょう。少しでも状況が改善された兆候があれば、あなたと相性があっているので、よく浄化しながらつきあっていけばいいでしょう。
浄化してもあまりいい兆候がなければ、机の引き出しの奥深く眠らして忘れるのがいいですね。あなた自身が、パワーストーンを理解する態勢が整わないと、本当にいい石にめぐりあうことはできません。


Q パワーストーンの奥深さがだんだんとわかるようになり、もっと知りたくなりました。おすすめの本は?

A ぜひ、私の著作の「パワーストーンBOOK〜幸運と癒しをもたらす神秘の石〜(主婦の友社刊)」「恋と癒しのパワーストーン全カルテ(ベストセラーズ)」「宝石占い(角川書店)」等を読んでみてください。学術的な理論に基づいた本でありながら、初心者にもわかりやすい本です。
初心者の人は、写真のたくさん入った、鉱物学の本も入っていきやすいようです。「楽しい鉱物図鑑」等堀秀道氏の一連の著書など、鉱物や宝石関連の本から親しむといいでしょう。
少しパワーストーンの奥深さがわかってきた人は、
「クリスタルエンライトンメント」「クリスタルヒーリング」(カトリーナ・ラファエル氏著)
が秀逸です。ニューエイジ系のストーンバイブルといってもいい本で超おすすめです。ただ、海外の翻訳本は、日本人の感性や感覚にずれがあり、いまひとつ理解しにくい点もあるようです。
さらに石オタク、石貧乏を自認する上級者になってくると、
宝石伝説1〜3(北出幸男氏著)
がかなり参考になります。ただ、チャクラや星座との関連は、本によってまちまちです。どれを信じるかは、その人のフィーリングしだいです。


Q ◎◎の石と××の石のブレスをしていますが、石どうしでケンカしたりしないんでしょうか?
Q ある占い師には●●の石をすすめられ、ある本にはこの星座には■■の石がいいと書いてあり、あるヒーラーには▲▲の石がいいといわれました。どれを信じて身につければいいのでしょう。


A この種類のメールも、たくさんいただきます。「石がケンカ」とはだれが言い出したことか知りませんが、要するに、とくにお守りの石というのは、あなたと波長があわなくなることがあるのです。◎◎の石とは波長があうのに、××の石と波長があわなくなると、複合したブレスをしている場合、しっくりブレスがなじまなくなることがあったり、はめていると悪いことが起こるようになったり、切れたりします。これはその人の体調や運気によって日々変化するので、お守り用のアクセサリは、「あまりよくない」と感じたら、すぐにはずして、しばらく浄化をしておきましょう。こういう時は、他人にきいて「悪い」とか「良い」とか判断してもらうのでなく、自分で判断するのが鉄則です。

他人に判断してもらうことは、例えば、「今日は寒いのですが、服を重ね着した方がいいのでしょうか?」と聞くようなものです。「いやいや寒いはずはないから、逆に服を脱ぐべきです」といわれて、風邪をひいたとしても、あなたが苦しい思いをするだけですね。パワーストーンには正式なマニュアルはなく、とくに身につけるものは、おおいに感覚的なものですから、いろんな石とつきあってみて、その感触の違いを味わうのも楽しみのひとつです。

また、石は永遠に同じ効力が続くわけではないし、
同じ種類の石でも、レベルが違ったり、パワーストーンとしての質の善し悪しがあったりします。「これがいいといわれたからこうだ」と固執するのはナンセンスです。いくつかの種類を、いろんな場面で使いこなして、パワーストーンとのつきあいは深まっていきます。


Q お守りのパワーストーンは、直接身につけてないと、身を守ってくれないのでしょうか?

A 私はパワーストーンを「友人」に例えて、親しく接していくことをおすすめしています。身につけるお守りとは、常に手をつなぎあっている状態のようなものです。気の合った友人なら、常に手をつないでいることもあるでしょう。しかし、たとえば、親しい友人ならあなたが車と接触しそうになったら、 手をつないでなくても「危ないよ」と声をかけて教えてくれるように、バッグに入れていたり、たとえ、近くにいなくて、家に置いていても、つねにあなたのことを案じてくれているように、見守ってくれているはずです。

ふと、家に置いてある石が頭に浮かんだとき、それはあなたとその石の波動が一致しているときです。ふと親友のことを考えたとき、同時に親友もあなたのことを考えてくれたりしていることがあるようなものです。たんに危険から身を守るためだけのボディガードとしてパワーストーンとつきあうなら、そのパワーストーンは「お金で雇ったロボット」になり、友人の関係は成立しません。パワーストーンを、人間と同じ、自然から生まれた地球の仲間である「友人」として、ぜひ「心の関係」を結んでください。


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